ちょっと前からAmazonマーケットプレイスの詐欺が流行しているというニュースが出ています。Amazonを利用するのが怖くなった人も多いのではないかと思います。自分もAmazonをよく利用していますし、Amazonを利用したお得な方法を紹介している者として、自分流防衛策を一応ご紹介したいと思います。
自分流防衛策:Amazonマーケットプレイスを利用しない
自分流防衛策とは、Amazonマーケットプレイスを利用しないことです。もう究極だし、それが防衛策かよと思われるかもしれませんが、自分は本当に基本このスタンスでAmazonを利用しています。
あまり、ネットショッピングに明るくない方は、どれがAmazonマーケットプレイスの対象商品か分からないという方もいらっしゃると思います。自分的見分け方は、簡単です。
Amazonが販売・発送する商品しか買わないという方法です。
Amazonの商品のページの「在庫あり」のちょっと下に、「この商品はAmazon.co.jpが販売、発送します。」と書かれている商品かどうか必ず確認します。買うのはこれのみです。
今のところ、これで問題なくAmazonを使えています。
なぜ1円商品が存在するのか
今回問題になっている詐欺より前から、「1円商品」は存在しました。今回のこの詐欺とは違うので、一応ご紹介しておきます。特に中古本に多かったのですが、従来の1円商品の仕組みは以下の通りです。
本1冊(1円)+Amazon固定配送料257円=258円=購入者の支払額
販売者の利益=258円ーAmazon成約料60円ー実際の送料164円=34円
以上のように送料の差額で利益を得るという仕組みでした。
販売者にとっては要らない本であれば、例え500円くらいで買ったものでも、単純に捨てるよりは34円取り返せるということです。もしくは、中古品として、10円くらいで仕入れた物をこのマーケットプレイスで売ることで24円の差益を得る中古品取扱業者などです。
このように、確かに事業形態として成り立っていたことは事実です。しかし、素人目からいくら見ても、それが詐欺業者なのかどうかを判別するのは難しいです。自分には無理です。なので、基本的には自分は買いません。
今回の教訓
ありえないほど低価格な物にはそれだけの理由があるということです。
自分はチリツモ道と銘打ち、少しでもお得にお金を使うことをモットーに掲げてはいますが、激安品を探すことは基本ありません。Amazonで1円商品や通常より一桁安い商品などの極端な低価格の商品を買うことも基本ありません。廃版本などで、店頭にもなくて、どうしてもマーケットプレイスなどを使うしかないこともあるので、その時は仕方なく使うことはありますが。
その理由は、自分の考えとして、物を買うなら正当な対価を支払うべきだと思っているからです。
皆さんだって、自分が会社で働いて作ったものが極端に安く売られていたら変だと思いませんか?それがまわりまわって皆さんの給料になるんですよ。無理があるでしょう。1円でも安く買おうとする行動がデフレを作るという仕組みもよく知られたことです。だから自分的基本スタンスとして、物を購入する際は正当な対価を支払います。可能な範囲でですが。
二つ目に、ありえないほど安い商品にはそれなりの訳がふつうあるんです。ありえないほど安く売っても販売者にとって利益になる理由があるんです。今回話題になっている詐欺の場合は個人情報収集のようですね。安い=お得とは単純にはなりません。少しでも安い商品を求める気持ちは理解できますが、買う前に一旦考えたほうがいいと思います。