前回に引き続き、保険の見直しをした時の話、医療保険編です。
皆様の見直しの参考になればと思います。
きっかけ
自分はもともと、保険料控除を受けつつ、医療保険で積み立てをしようという気持ちで、医療保険に入っていました。その入っていた保険が終身払いの保険だったのです。70歳くらいになったら、共済保険に入るか、貯金で何とかすればいいと思っていました。
しかし、最近知ったことですが、老後は非常に大変らしいということです。年金だけではマジでぎりぎりなんだということを知りました。貯金でどこまで対応しきれるのかも分かりません。しかも、自分たちが年金をもらう頃には、もらえる金額はもっとひどいことになっているでしょう。もらえる年齢も80位になっているかもしれません。
というわけで、終身払い保険だとやばくない?と思い、60歳払い済みの終身保険に切り替えようと思いたった次第です。
以前入っていた保険:東京海上日動あんしん生命の「メディカルKit R」
この商品の特徴
・70歳になったら今まで払い込んできた保険料が健康還付給付金として返ってきます。
ただし、70歳までに入院・手術して入院給付金を受け取った場合は、入院給付金分が差し引かれた額しか返ってきません。
以前考えていたこと
保険付きの節税できる積み立て貯蓄と考えればお得。たとえ、何度も入院して健康還付給付金が0円となったとしても、節税やクレジットカード還付という方法でただ積み立て貯金をするよりも全然お得になります。
◆医療保険メディカルKit Rを利用して積み立てた場合
月5924円×12か月×40年=284万3520円
健康還付給付金 278万8800円
クレジットカード(REX CARD Liteで払った場合)の還元
月5924×1.25%×12か月×40年=3万5520円
生命保険料控除による節税額(還付・控除)(以前の生命保険料控除の例を基にした単純計算です)
年節税額8933円×40年=35万7320円
得られる利益 合計33万8120円(現時点基準)
◆普通に積み立て貯蓄していた場合
月5924円×12か月×40年=284万3520円
現在のゆうちょ銀行の0.001%で計算すると(ゆうちょ銀行の場合積み立て定期貯金は複利です。)、40年間で得られる利息は354円です。悲しすぎる。しかも、ここから利子所得に対する税金20.315%が引かれます。
得られる利益 合計354円以下(現時点基準)
今の考え
上のように考えていました。まあ、これ自体は間違っていたとは思いません。
しかし、医療保険という面で考えると、70歳以降が心配過ぎます。70歳以降が医療保険を使いまくる時期だと思うんですよ。しかし最初の方にも書いたように、年金生活はすっごい大変そうで、高額療養費に達していない高額の医療費を支払うのは大変です。しかも、その年代に医療保険に入ろうとすると、なかなか健康状態とかハードルが高いですし、保険料も高くなります。また、共済保険に入っても、保障額は高齢になると年々半減していくそうです。
どう考えてもキッツいですよね。というわけで、医療保険を変更しました。
今回入った保険:メットライフ生命「終身医療保険Flexis」
今回入った保険は、メットライフ生命の終身医療保険Flexisです。
変更点は以下の通りです。
・保険料が1000円安くなりました。
・60歳払い済みで終身の保険が受けられます。
・健康祝い金として、5年ごとに5万円、90歳までもらえます。(5年間、10日以上の入院が無い場合)これはオプションでオプション料金が発生していますが、健康であれば付けた方がお得だったので付けました。健康に気を付けます。
・1回10日以内の入院の場合、一律5万円もらえます。(医療費が5万円かかっていなくてもOKらしいです)