【月10万円配当計画#005、配当金入りました】上新電機(8173)編|一株優待を切った“広告費ゼロ戦略”の終焉

こんにちは、配当金で月10万円を目指すシリーズ、第5回目は**上新電機(8173)**です。


■ 1株配当金が入りました|税引後80円

2025年6月25日、上新電機から1株配当金(税引後:80円)が入金されました。

  • 保有株数:1株
  • 購入単価:2,305円
  • 今回の配当金(税引前):100円
  • 入金額(税引後):80円
  • 現在の含み損益:+2.21%

地味ながら、ありがたい80円です。

ちなみに同封されていた封書には、配当金計算書、株主総会の決議通知、貸借対照表・損益計算書などの財務情報が入っており、地味に親切さを感じました。こういう細やかさ、好感持てます。


■ 財務ざっくりチェック

上新電機の数字もざっくり見てみました。

  • 売上高:ここ10年は横ばい(成長性はあまりなし)
  • 営業利益:やや下降傾向?
  • 営業キャッシュフロー:1回以外黒字
  • フリーキャッシュフロー:2年に1回くらいマイナスになる
  • 自己資本比率:およそ40〜45%を維持
  • 有利子負債比率:以前は80%→現在は45%まで改善

→「劇的な成長はないけど、財務体質はじわじわ改善中」といった印象です。

  • 配当利回り:4.24%
  • 配当性向:76.3%

かなり頑張って配当出してくれてる部類ではあると思います。


■ この株を買った理由と“失った広告戦略”

買ったきっかけは、正直言うと…

◆ この株を買った理由。それは「1株優待」だった

正直、上新電機という企業名、この株を買うまで知りませんでした。

でも、SNSで「1株優待があるらしいよ」「Joshinの優待届いた!」って投稿を見て、興味を持ったんです。

あのとき、ちょっとした**“1株投資バブル”みたいな盛り上がりがあって、「試しに1株買ってみよう」って人、かなり多かったんじゃないでしょうか。

つまり、上新電機を知るきっかけそのものが、1株優待だった。これは間違いなく、企業にとって広告効果があった**と思うんです。

ただ、2024年にこの1株優待が廃止されてしまいました。

その後、株価は一時的に下がったけれど、今は戻ってます。

まあ1株株主が99人売っても、1人が99株買い増せば、プラマイゼロだもんね。


📉 でも、それって本当に得策だった?

一株優待をやめた理由としては、よくあるのが:

  • 優待券がメルカリで売られていた
  • コストがかかる
  • 本当に商品を買ってくれるか分からない

でもこれって、**「株主優待=広告」**という視点が抜けていませんか?

テレビCM1回で数千万円〜数億円。日経の一面広告も1億円前後。

それに比べて、1株優待のコストなんて微々たるものでしょう?

それで10万人に「Joshinって通販あるんだ」「家電も意外と安いんだ」と知ってもらえたら、

あれはコスパ最強の“株主広告”だったはずです。


💸 しかも「使わせる工夫」をしなかったのが問題

株主優待をネットで使うには:

  • ネットで注文時に株主優待券利用を選択
  • 優待券を簡易書留で2週間以内に郵送
  • 優待券が事務局に到着して確認後、ようやく商品発送

……この時点で、もう面倒くさすぎて「使わなくていいや」と思う人が多かったはず。

そりゃメルカリで売られますよ。

「一株優待は悪」みたいな扱いをする前に、仕組みそのものに課題があったんじゃ?というのが正直な感想です。ていうか、100株持ってる株主だって売ってるし。


◆ 「本人限定のデジタル優待」は検討できなかったのか?

たとえば「本人しか使えないデジタル優待」みたいな形にしておけば、転売対策もしやすいし、

小口株主の購買データも取れるしで、広告施策としてむしろ活かせたのでは?と今でも思います。

今は「NISAで100株以上買うのが当たり前」みたいな空気もあるけど、

だからこそ1株優待のような**“最初の一歩”を提供する仕組みは大事**だったんじゃないかな、と。


✍️ 一言でまとめるなら

Joshinは「優待を配ること」には成功した。

でも、「使わせること」には失敗した。

そしてその“設計ミス”の責任を、制度の廃止でリセットした。

ちょっともったいないよね。

あの優待は、もっとブランド広告として活かせたはず。


■ 株主優待の現状(100株以上)

現在の優待内容は以下の通りです(3月末・9月末基準)。

【3月末基準】

  • 100株以上:11枚(2,200円分)
  • 500株以上:60枚(12,000円分)
  • 2,500株以上:120枚(24,000円分)
  • 5,000株以上:180枚(36,000円分)
  • ※2年以上保有でさらに追加贈呈あり

【9月末基準】

  • 100株以上:50枚(10,000円分)

※2,000円(税込)ごとの買い物につき1枚(200円)利用可。ちょっと使いにくいのが正直なところ。


■ 現在の配当進捗まとめ

銘柄 配当金 投資額
トヨタ(7203) 41円 2,695円
三菱マテリアル(5711) 41円 2,397円
NTT(9432) 208円 15,100円
マニー(7730) 13円 1,795円
上新電機(8173) 80円 2,305円
  • 合計配当金:383円
  • 合計投資額:24,292円
  • 月平均配当額(年換算÷12):約31.9円/月

■ まとめ:広告はタダより高くつく?

上新電機は、今でも配当利回りも優待もまずまず良い銘柄だと思います。

でも、1株優待という“広告費ゼロ”の神施策を自ら手放しました。

知ってもらうきっかけを自ら手放したことは、ちょっと残念でした。

あれは、”コスト”ではなく、”広告費”だったはず。


次回もお楽しみに!

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