【月10万円配当計画、配当金入りました＃012】亀田製菓（2220）編｜炎上してたけど、私はあえて買いました

今回の配当金（税引き後）：

34円

• 権利確定日：3月末

• 入金日：6月26日ごろ

• 配当金：1株あたり42円（税引き後34円）

• 購入株価：3,950円

• 現在株価：4,115円（+165円、+4.17%）

買った理由は「炎上」でした（わりとマジで）

亀田製菓といえば、「柿の種」。嫌いな人、聞いたことないレベルの国民的おつまみですよね。

私も「とりあえず柿の種買っとくか」ってタイプなんですが、実はこの銘柄、2023年にわりと大きな炎上をしてました。

内容はざっくり言うと、「一部商品に中国産の米を使っていたのに、日本産だと思っていた消費者から不信感を買った」というもの。

でもね、ちゃんと裏面に「中国米使用」って明記されてたんですよ。つまり、「見てなかった側にも責任あるよね？」と私は思う派。

それに「値上げ反対！」って言う一方で、「給料上げて！」も叫ぶ矛盾、もう限界だと思うんですよ。どっかで折り合いつけないと。

限定フレーバーの底力

柿の種って、たまに出る限定フレーバーが意外と秀逸。個人的に好きだったのは「わさび」と「辛さ○倍」系。

コンビニで見かけたら即買いしてたし、そういう「買う理由」を定期的に作れるのってやっぱり強い。

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ブランド力があって、変化球も打てて、根強いファンがいて。お菓子業界でこのポジションって案外、盤石。

業績はじわじわ、でも確実に伸びてる

亀田製菓は全体として「業績右肩上がり」と言っていい感じ。

営業利益には多少ブレがありますが、営業キャッシュフローは10年以上ずっと黒字。

フリーキャッシュフローは2007年以降で9回ほど赤字があるものの、それ以外は黒。健全経営です。

• 自己資本比率：約60%を安定維持

• 有利子負債比率：以前は10%程度→最近は30%前後

• 配当利回り：1.41%（2025年現在）

• 配当性向：22.2%

• ROE：7.44%

つまり、「まだまだ余力あり」な水準。

注目は“海外”、特に

亀田USAの連結

最近、アメリカ子会社「TH Foods」を連結対象に加えたことで、純利益が爆増してます。

この子会社では、玄米や豆ベースのヘルシースナックなどを中心に、高価格帯ナチュラル志向ブランドとして展開。

米国では「グルテンフリー」「ヴィーガン対応」などの需要も強く、ブランドは徐々に浸透中。

あの“インド人社長”の頃から進めていた海外戦略が、ここに来てしっかり実を結びつつある印象です。

月10万円配当計画の進捗