【売るか持つか、この株売りました#003】日本CMK(6958)編|為替差益だけの決算と、さようならの理由

結論ファースト

  • 2025年3月期の利益はほぼ 為替差益頼み
  • 営業利益は前年比 ▲90%でほぼ蒸発
  • 売上も右肩あがりとは言いがたく、フリーCFは安定せず
  • 「人型AI・ロボット需要」を妄想して買ったけど、相性は悪かった

株投資は自己責任。株の購入を推奨するものではありません


数字で見るとこう

日本CMKはプリント配線板の最大手で、自動車向けが約8割。

…と聞くと「需要安定してそう!」と思えるけど、実際の決算を見ると熱は冷めます。

  • 売上高:この数年ほぼ横ばい
  • 営業利益:直近▲90%でほぼ消滅
  • 当期純利益:為替差益で見かけは黒字
  • 営業キャッシュフロー:黒字基調だが波あり
  • フリーキャッシュフロー:赤字になる期が多め
  • 自己資本比率:50%近辺で安定、有利子負債は50%ほど

つまり、「財務はまぁ普通、稼ぐ力はブレブレ、しかも今回の黒字は為替の風頼み」という構図。


売った理由

買った理由は明確でした。

**「人型AI・人型ロボットの波が来る → 配線板は必須 → なら今のうちに」**という未来妄想。

だから最初に割安水準で入って、10%下落ルールでナンピンを2回。

しかし今回の決算で、「事業そのものの稼ぐ力が予想以上に弱い」ことが見えてきました。

配当利回りも2.79%あるけど、過去には無配期もあり安定感に欠ける。

結論:持っていても配当再投資の軸にはならない上に、経営に不安を感じると判断し、売却。


コラム的後味

個人的にプリント配線板は未来技術の隠れインフラだと思っています。

村田製作所も京セラもNTTも持っているのは、その未来需要を信じているから。

ただ、日本CMKは「そこに到達するまでの耐久力」に疑問符がつきました。

今回の決算を見て、一番感じたのは’’経営の温度感’’の低さ。為替が味方した年は黒字、逆風の年は赤字。

もちろん、プリント配線板は絶対になくならないし、むしろ次世代半導体やAIロボットの時代には不可欠。でも、その未来にたどり着くまでの数年、競合は開発・提携・投資を進めるはずです。村田や京セラはその走り出しの速さが見えるけど、日本CMKにはそれを感じられなかった。むしろ、経営陣寝てました?って聞きたくなるレベルの決算。

未来妄想と数字現実のギャップで、今回はお別れすることに。


累計配当金進捗(2025年7月時点/売却済含む)

  • 累計配当金:2,590円(税引後)
  • 累計投資額:137,066円(売却済除く)
  • 月換算配当:215円/月

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