入金日は12月1日、金額は6円。

私はセブン銀行を1株だけ持っているので、
1株あたり配当金は1円50銭。
……なんですが、ここで地味にありがたいポイント。
この金額、所得税も住民税も引かれません。
つまり、6円まるっとそのまま入金。
少額投資をしていると、
「税金で削られる前に終わる」ことがよくあるので、
これはこれで、ちょっと嬉しいやつです。
セブン銀行の株価と、今の立ち位置
私がセブン銀行を買ったのは257円の頃。
現在の株価は301.2円なので、
**+17.19%**ほど上がっています。
ただ、この銘柄は
「値上がりを狙う」というより、
将来もなんだかんだ残るよねという感覚で
安値になった時に買って持っている株です。
では、いつも通り
マネックス証券の銘柄スカウターで中身を見ていきます。
業績ざっくりチェック(意外と優等生)
- 売上高:意外にも右肩上がり
- 営業キャッシュフロー:2007年以降ずっと黒字 → 今年初めて赤字
- フリーキャッシュフロー:赤字は過去に2回だけ。今回は10年以上ぶり
正直、
「今年どうした?」とは思うけど、
長期で見るとキャッシュはかなり安定している会社です。
財務面は正直、弱い
ここはちゃんと悪いところも書きます。
- 自己資本比率:20%前後 → 現在 18.5%
- 有利子負債比率:以前は70%超 → 今は 35.6%まで改善
- ROE:6.65%→ もう少し頑張ってほしい
その代わり、
- 配当利回り:3.65%
- 配当性向:70.6%
かなり無理して配当を出してくれてます。
しかもコロナ禍でも減配なし。
このあたりは
「派手さはないけど、信用はできる」タイプ。
なぜセブンイレブンではなく、セブン銀行なのか
私は
セブンイレブン(小売)を持つ気はありません。
理由はシンプルで、
フランチャイズの法的リスクです。
最近も、
- フランチャイズは労働者なのでは?
- 雇用に近いなら、保護すべきでは?
という裁判が続いています。
そういう判決はまだですがね。
判決って、軽く見られがちですが、
一発でビジネスモデルを壊します。
過去には、
- グレーゾーン金利 → 過払金返還
- 大手消費者金融が消滅・再編
最近だと、
- スポットワーク(タイミー等)で休業補償を認める判決
今後が気になるところ
判決一つで、
「当たり前だった商売」が急にアウトになる。
だから私は、
小売の本体より、別の稼ぎ口を選びました。
セブン銀行は「手数料ビジネス」
セブン銀行の本質はこれ。
ATM手数料ビジネス
設置コストは確かに高い。
でも一度置いてしまえば、
- 誰かが使う
- 手数料が入る
- しかも繰り返し使う人がいる
世の中には
手数料を全く気にしない層が、一定数います。
- 毎日のようにATMを使う
- 数百円払っても気にしない
- キャッシュレスに乗り遅れている
会社から見たら、
これ以上ありがたい顧客はいません。
ATMは銀行にとって「お荷物」だが…
最近は、
- 地銀がATMを減らす
- 窓口を閉める
- 省人化したい
という流れが加速しています。
その結果、
「ATM、セブン銀行に任せません?」
という話が増えている。
実際、
- 福岡フィナンシャルグループが、
セブン銀行ATMでの口座開設受付を始めています。
- 西京銀行が、セブン銀行導入
銀行にとってはコスト削減。
セブン銀行にとっては、
ATM稼働率アップ=利益。
伊藤忠×セブン銀行は、かなり大きい
さらに大きかったのが、
伊藤忠商事との資本業務提携
- 伊藤忠の持株比率:16.34%
- ファミリーマートへのATM設置が進む
ATM台数は今後、
国内最大規模になる可能性もあります。
これはもう、
「便利」じゃなくてインフラ。
外国人向け口座開設という“他が取れない市場”
最近、特に面白いと思っているのがここ。
- 外国人は日本で口座を作りにくい
- 窓口は時間がかかる
- 言語・在留資格チェックが大変
→ セブン銀行ATMなら可能
- 多言語対応
- 在留カードIC読み取り
- ほぼ非対面
しかも、外国人コミュニティは
口コミの伝播が異常に速い。
広告費をかけずに顧客が増える。
これは強いです。
中間報告書がちゃんと付いてくる会社は、 それだけで好感度が上がる

今回、配当金計算書と一緒に
中間期の事業報告書が同封されていました。
これ、地味だけど私は結構重要視してます。
というのも、
最近は電子化・簡略化を理由に、
- 何も入ってない
- 「詳しくはWEBで」
みたいな会社も多い。
そんな中で、
- 業績ハイライト
- セグメント別の動き
- 設置台数の推移
- 経常収益・利益の増減理由
- 自己資本比率が下がったことへの言及
このあたりを
ちゃんと紙で説明してくれる会社は、
それだけで印象が良いです。
数字の“良いところ”も“悪いところ”も隠していない
今回の中間報告書では、
- 経常収益は増加
- 一方で、経常利益はやや減少
- 自己資本比率が少し下がった
という、
都合の悪い部分も普通に書いてあります。
ここを無理にポジティブ変換しないのは、
個人的にはかなり好印象。
「減りました。でも理由はこれです」
と説明する会社のほうが、
長く付き合えます。
設置台数は、静かに増え続けている
派手なニュースにはなりませんが、
ATMの設置台数は着実に増加しています。
- コンビニ
- 商業施設
- 銀行からの置き換え
どれも
「一度置いたら簡単には外されない」場所。
この積み上げ型ビジネスは、
短期では評価されにくいけど、
長期では効いてくるやつです。
伊藤忠との提携も、ちゃんと明記されている
中間報告書には、
- 伊藤忠商事との資本業務提携
- 伊藤忠が16.34%を取得
この点もしっかり書かれていました。
ニュースで知って終わり、ではなく、
株主向け資料として正式に整理されている。
この姿勢は、
「株主をちゃんと見てる会社だな」と思えるポイントです。
大株主の顔ぶれを見るのも、私は好き
報告書の最後にある
大株主の状況も、毎回チェックします。
- セブン‐イレブン・ジャパン:39.9%
- 日本マスタートラスト信託銀行
- 日本カストディ銀行
- ゴールドマン・サックス
- JPモルガン
- ステート・ストリート
- 野村総合研究所
- 日本電気
- 静岡銀行 など
こうして並べて見ると、
**「ちょっと変わった顔ぶれ」**なのが分かります。
銀行株なのに、
商社・IT・外資・信託が混ざっている。
これも、
セブン銀行の立ち位置が
普通の銀行と違う証拠だと思っています。
■ 配当金の進捗状況(2025年12月時点)
■ 銘柄一覧
銘柄|配当金(税引後)|購入単価|株数|備考
信越化学工業|43円|4,244円|1|
ABCマート|29円|2,583円|1|
トヨタ自動車|114円|2636円|2|
三菱マテリアル|41円|2,397円|1|
NTT|420円|151円|100|
マニー|56円|1,434円|3|
上新電機|121円|2,305円|1|
SEED|13円|513円|1|
日清オイリオ|73円|4,790円|1|
京セラ|21円|1,473円|1|
ニップン|27円|2,116円|1|
日本フエルト|1594円|484円|100|
ヤマダHD|1,036円|451円|100|
亀田製菓|34円|3,950円|1|
アステラス製薬|63円|1,494円|1|
MRK HD|80円|9,900円|1|売却
日本製鉄|64円|2,938円|1|
三井E&S|16円|1,595円|1|売却
日本CMK|16円|351円|3|売却
村田製作所|68円|2,174円|2|
石油資源開発|24円|1,093円|1|
東京海上|73円|5,361円|2|
伊藤園|18円|3,305円|1|
Canon|64円|4,235円|2|
ブリヂストン|93円|6,006円|1|
INPEX|41円|1,690円|1|
日清紡HD|16円|891円|1|
GDEPアドバンス|19円|―|1|売却
積水ハウス|115円|3,238円|2|
日本駐車場開発|7円|249円|1|
大和コンピューター|17円|1,170円|1|
安川電機|28円|2,775円|1|
オービック|31円|5,284円|1|
コンドーテック|22円|1450円|1|
マネックス|14円|722円|1|
セイコーエプソン|31円|1971円|1|
日清食品|29円|2804円|1|
商船三井|68円|4616円|1|
日本信号|12円|832円|1|
ファナック|43円|3187円|1|
旭化成 |16円|971円|1|
阪急阪神|41円|3784円|1|
住友電工 |41円|1898円|1| 売却済
住友商事 |57円|3610円|1|
コマツ|77円|4221円|1|
サンゲツ |64円|2942円|1|
日本コンクリート|4円|315円|1|
セブン銀行|6円|257円|1| 🆕
⸻
■ 累計
• 累計配当金(税引後):4,968円
• 累計投資額:233,230円
• 月換算配当: 約414円/月
まとめ:派手じゃないけど、残る会社
- 高成長株ではない
- 財務は強くない
- 株主優待もない
それでも、
- 手数料ビジネス
- ATMというインフラ
- 銀行・外国人・小売の交差点
意外と逃げ場がないポジションにいます。
おまけ:口座はここ経由が一番お得
こういう銘柄分析をするなら、
マネックス証券の銘柄スカウターはやっぱり便利。
さらに配当金の受取は
楽天銀行の配当金受取プログラムがおすすめ。
今回みたいに、
- 配当金:6円
- 振込ボーナス:10円
という
意味不明にお得なことが起きます。
どちらもハピタス経由で申し込めるので、
使わない理由は正直ありません。
セブン銀行、
派手さはないけど、
「なくならない側」にいる会社。
私はしばらく、
この1株を眺めていくつもりです
株投資は自己責任。株の購入を推奨するものではありません。



