前回の egg Benedict(祝福された卵焼き) で「Bene=良い」という語源を紹介しましたが、
実はこの Benedict の中にある Dict も重要な語根なんです。
Dict=言う/示す。
この「言う」から、
まずは定番:Dictionary
みんなご存知 Dictionary=辞書。
Dict(言う)+ ary(場所)=「言葉が集まる場所」だから辞書。
ここから「Dict=言う」がスッと入ってくるはず。
Verdict(判決)
- Ver=真実
- Dict=言う
➡ 真実を言う → 判決、表決。
Predict(予測する)
- Pre=前もって
- Dict=言う
➡ 前もって言う → 予測する。
ここから一気に派生できます:
- Predictable(予測可能な)
- Unpredictable(予測不可能な)
- Predictably(予測どおりに)
- Prediction(予測)
- Predictive(予測的な)
Indicate(示す)
- In=中に
- Dict=言う/示す
➡ 示す、指し示す。
派生語も便利:
- Indicative(示唆的な)
- Indication(兆候)
- Indicator(指標)
Indict(起訴する)
- In=中で
- Dict=宣言する
➡ 起訴する。
派生:
- Indictment(起訴状/告発)
Addict(依存させる)
- Ad=方向/強調
- Dict=言う/誓う
➡ 誓いを立てて縛られる → 依存、夢中。
派生:
- addiction(依存症)
コスメブランド「ADDICTION」
実は語源的には「依存症」ってちょっと怖い意味。
ただ、コスメブランドとしては「夢中になるくらい好き」
Dict一族は覚えてお得
こうして見ると、Dict=言う だけでこんなに単語が広がる。
- Verdict → 判決
- Predict → 予測
- Indicate → 示す
- Indict → 起訴
- Addict → 依存
ぜんぶ「言う」から派生していると考えると、忘れにくい。
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