配当金の入金日は12月1日。

私は1株保有なので、
- 1株あたり配当金:95円
- 税引き後受取額:77円
という結果です。
金額は正直かわいいですが、
このシリーズは「金額よりも積み上げ」が目的なので、
今日も淡々と記録していきます。
小松製作所の株価状況(2025年12月時点)
- 購入価格:4,221円
- 現在値:4,961円
- 評価益:約+17.53%
…とはいえ、
今はどの銘柄もだいたい上がっているので、
「ふーん、そうですか」くらいのテンション。
株価が上がったから良い銘柄、
下がったからダメな銘柄、
そういう見方はあまりしていません。
小松製作所は“数字だけ”で買った銘柄
この銘柄、
感情とかストーリー以前に、ほぼ数字だけで買っています。
ということで、
いつも通り マネックス証券の銘柄スカウター を使って見ていきます。
売上高・利益
- 売上高:右肩上がり
- 営業利益:概ね右肩上がり
景気敏感株ではありますが、
長期で見るとしっかり成長しているのが分かります。
キャッシュフロー
- 営業キャッシュフロー:ずっと黒字
- フリーキャッシュフロー:2007年以降、赤字は3回のみ
基本はずっと黒字。
これはかなり優秀。
「利益は出てるけど現金が残らない」
みたいな会社ではありません。
財務(有利子負債・自己資本比率)
- 自己資本比率:おおむね50%台
- 一時48.9%まで下がったことはあるものの
- 現在は約55%
- 有利子負債比率:現在38.5%
過去に60%台まで上がった時期もありますが、
今はかなり落ち着いています。
重機メーカーでこの水準なら、
個人的には「十分堅い」と判断。
ROE・配当
- ROE:14.17%
- 配当利回り:3.83%
- 配当性向:40.1%
資本効率はかなり良いです。
配当利回りも高め。
配当性向的に「まだ少し余力はありそう」くらいの絶妙なライン。
しかも、
コロナ禍でもきちんと配当を出してくれた。
この一点だけでも、
配当株としての信頼度はかなり高いと思っています。
なぜ小松製作所を買ったのか
さっきも言いましたが、
基本は数字で買った銘柄です。
でも、それに加えてもう一つ。
建設機械で「世界2位」
小松製作所は
建設機械で世界シェア2位。
正直、
私こういう 世界1位・2位 って肩書き、めちゃくちゃ好きなんですよね。
だって、
ちょっと頑張ったくらいじゃ取れないポジションじゃないですか。
国内でどうこうより、
世界で戦ってこの位置にいるという事実。
それだけで評価に値すると思っています。
米国・中国が設備投資するなら、重機は必須
最近は、
- アメリカの国内回帰
- 中国の設備投資・インフラ
こういう動きが続いています。
工場を作る。
インフラを整備する。
そうなったら、
必ず重機が必要。
だったら、
世界2位の建設機械メーカー、必要でしょ。
という、
わりと単純だけど筋の通った理由で買いました。
中間報告書がちゃんと紙で届くの、好き

配当金計算書と一緒に、
中間報告書 も同封されていました。
ちゃんと紙で送ってくれるところ、地味に好きです。
会長と社長が並んだ写真も載っていて、
この並び、正直ちょっと珍しいですよね。
内容としては、
- 売上は少し減少
- セグメント別では
- 建設機械
- リテールファイナンス
- 産業機械
など。
北米売上が26%
地域別で見ると、
北米が売上の26% を占めています。
この比率を見ると、
アメリカ回帰が本格化したら、
小松が使われる可能性は普通に高いよね
と思ってしまいます。
鉱山機械、正直めちゃくちゃかっこいい
- パキスタンの銅・金鉱山開発プロジェクト
- カナダの鉱山で世界最大級の超大型油圧ショベル「PC9000」導入
写真が載ってるんですが、
正直、めちゃくちゃかっこいい。
これ、
子ども向けの仕事図鑑とかアニメにしたら
絶対人気出るやつだと思います。
株主優待について
100株以上保有の方は、
- 工場見学の応募
などもできるみたいです。
私は1株株主なので対象外ですが、
小松好きな人には刺さりそうですね。
■ 配当金の進捗状況(2025年12月時点)
今回の小松製作所の配当を反映した結果、
配当金の進捗はこんな感じになりました。
■ 銘柄一覧
銘柄|配当金(税引後)|購入単価|株数|備考
信越化学工業|43円|4,244円|1|
ABCマート|29円|2,583円|1|
トヨタ自動車|114円|2636円|2|
三菱マテリアル|41円|2,397円|1|
NTT|420円|151円|100|
マニー|56円|1,434円|3|
上新電機|121円|2,305円|1|
SEED|13円|513円|1|
日清オイリオ|73円|4,790円|1|
京セラ|21円|1,473円|1|
ニップン|27円|2,116円|1|
日本フエルト|1594円|484円|100|
ヤマダHD|1,036円|451円|100|
亀田製菓|34円|3,950円|1|
アステラス製薬|30円|1,494円|1|
MRK HD|80円|9,900円|1|売却
日本製鉄|64円|2,938円|1|
三井E&S|16円|1,595円|1|売却
日本CMK|16円|351円|3|売却
村田製作所|68円|2,174円|2|
石油資源開発|24円|1,093円|1|
東京海上|73円|5,361円|2|
伊藤園|18円|3,305円|1|
Canon|64円|4,235円|2|
ブリヂストン|93円|6,006円|1|
INPEX|41円|1,690円|1|
日清紡HD|16円|891円|1|
GDEPアドバンス|19円|―|1|売却
積水ハウス|115円|3,238円|2|
日本駐車場開発|7円|249円|1|
大和コンピューター|17円|1,170円|1|
安川電機|28円|2,775円|1|
オービック|31円|5,284円|1|
コンドーテック|22円|1450円|1|
マネックス|14円|722円|1|
セイコーエプソン|31円|1971円|1|
日清食品|29円|2804円|1|
商船三井|68円|4616円|1|
日本信号|12円|832円|1|
ファナック|43円|3187円|1|
旭化成 |16円|971円|1|
阪急阪神|41円|3784円|1|
住友電工 |41円|1898円|1| 売却済
住友商事 |57円|3610円|1|
コマツ|77円|4221円|1| 🆕
⸻
■ 累計
• 累計配当金(税引後):4,861円
• 累計投資額:229,716円
• 月換算配当: 約405円/月
とうとう、
月換算で400円を超えました。
この「400円」の意味、結構デカい
ここ、さらっと流しがちだけど、
冷静に見るとわりと重要。
- 約23万円投資して
- 月400円ちょい
- 年換算すると約4,800円
利回りにすると約2.1%前後(税引後)。
ちなみに年途中に買い増した銘柄も多いので、半期分の配当金のみしか入金されてないものがほとんど。
しかもこれ、
- ハイリスク銘柄なし
- ほぼ大型・財務安定
- 1株投資中心
- 売却済み銘柄も含めてこの数字
という条件付き。
正直、
かなり真っ当な積み上がり方してます。
月換算で400円。まだラーメン一杯も食えないけど、「数字で積み上がってきた感」はちゃんとある。
まとめ|数字は嘘をつかない(粉飾でない限り)
- 売上・利益は長期で右肩上がり
- キャッシュフロー安定
- 財務健全
- 配当利回り高め
- 世界2位の建設機械メーカー
結局これです。
数字は嘘をつかない。
粉飾でない限り。
銘柄分析と配当受取をもっとお得にするなら
こういう銘柄分析をするなら、
マネックス証券の「銘柄スカウター」 は本当に便利です。
また、
配当金の受取口座を 楽天銀行 に設定して
「配当金プログラム」に参加しておくと、
入金件数ごとに特典がもらえるのも地味にお得。
どちらも
ハピタス経由で申し込むと、
さらにポイントが付くのでおすすめです。
というわけで、
今回は 小松製作所の配当金77円 の記録でした。
金額は小さいけど、
こうやって一つずつ積み上げていきます。
また配当が入ったら、
淡々と書いていきます。



