【月10万円配当計画、配当金入りました#109】トヨタ自動車(7203)|世界一信頼される車と「中古車を買え」の違和感

こんにちは。

今回はトヨタ自動車から配当金が入りましたので、恒例の「配当金入りました」記事をやっていこうと思います。

トヨタ自動車から配当金80円いただきました

今回の配当金は2026年5月26日に入金されました。

私はトヨタ自動車を2株保有しています。

  • 1株あたり配当:50円
  • 保有株数:2株
  • 配当金額:100円
  • 税引後配当金:80円

前回の記事を見ていただいた方はご存じかもしれませんが、今回は1株あたり5円の増配となりました。

やはり増配は素直に嬉しいですね。


現在の損益状況

私の平均取得単価は2,636円。

記事執筆時点の株価は3,042円です。

  • 平均取得単価:2,636円
  • 現在株価:3,042円
  • 損益:+15.40%

前回の配当金記事を書いた時よりは少し株価が下がっていますが、それでも十分プラス圏です。

もっとも私は配当金40年分くらい値上がりしないと売る気がないので、今のところ売却は全く考えていません。


マネックス証券の銘柄スカウターで確認

今回はマネックス証券の銘柄スカウターで今年分の数字を見ていきます。

過去20年分の分析については、前回の記事で書いていますので、そちらをどうぞ

👉前回のトヨタの配当金記事

今年分のざっくり感想としては、

  • 売上高は増加
  • 営業キャッシュフローは黒字
  • フリーキャッシュフローは黒字転換

と悪くありません。

一方で、

  • 自己資本比率:37.8%
  • 有利子負債比率:108.2%

このあたりは相変わらず少し気になります。

私の普段の銘柄選定基準なら結構厳しめの数字です。

ただ、

  • ROE:10.15%
  • 配当利回り:約3.3%

という数字を見ると、ROEについては、日本を代表する企業として十分な収益力は持っていると感じます。

しかし、配当はもうちょっとくれても・・・と思わなくもないです。


決算短信で気になったこと

今回の決算短信は正直かなり気になる数字が多かったです。

私は決算資料を読む時、説明文より数字を見るタイプです。

今回特に気になったのは、

  • その他の金融資産の減少・・・

    最近は持ち合い株の解消を進める企業も多いので、その影響なのかなとも思いますが、それにしても変化が大きい

  • 使用権資産の大幅増加・・・

    物流関連なのか、新たな設備投資なのか。

    将来に向けた種まきだとすれば悪い話ではありません。

    ただ、その分だけ固定的な負担も増えることになります。

  • その他の金融負債の増加

  • 為替関連項目の変動

  • 営業債権の増加・・・

    トヨタは自動車メーカーであると同時に巨大な金融会社でもあります。

    そのため単純な比較はできませんが、

    「車を売って利益を出す」

    よりも

    「金融を活用して車を売る」

    色合いが少しずつ強くなっているようにも見えます。

もちろんこれは世界中の自動車メーカーが直面している問題でもあります。

だからこそ私は、

数字そのものよりも、

トヨタがこれからどこで利益を生み出そうとしているのか。

そちらの方が気になっています。


世界で最も信頼される車

最近興味深かったニュースがあります。

東南アジアで市長が乗った装甲仕様のランドクルーザーがロケットランチャーによる襲撃を受けたものの、走行可能だったため乗員が無事に脱出できたというニュースです。

もちろん普通のランドクルーザーではなく装甲仕様車です。

しかし、

「装甲化するベース車両としてランドクルーザーが選ばれる」

こと自体がすごい。

ランドクルーザーは、

  • 雪国
  • 砂漠
  • 紛争地帯
  • 山岳地帯

など、世界中の過酷な環境で使われています。

どんな状況でも帰ってこられる。

それがランドクルーザーという車の価値なのだと思います。


日本車への信頼は想像以上に強い

以前聞いた話で面白かったものがあります。

アメリカ軍では、新兵が車を買う際に上官が同行することがあるそうです。

若い兵士はスポーツカーや見た目の格好良い車を選びたがる。

しかし上官は、

「お前は日本車を買え」

と勧めることが多いのだとか。

真偽のほどは分かりませんが、少なくともそれがジョークとして成立するくらいには、日本車の信頼性は世界中に浸透しています。

壊れにくい。

維持しやすい。

どこでも修理できる。

それは決して当たり前のことではありません。


それでも「中古車を買え」と言う現実

そんな世界最高クラスの車を作るトヨタですが、少し引っかかった出来事がありました。

豊田章男会長が新入社員とのQ&Aで、

「車は高いので、まずは中古車を買いなさい」

という趣旨の発言をしていたのです。

言いたいことは分かります。

自分のお金で買うことの大切さも分かります。

でも私は少し違和感を覚えました。

なぜなら、

「買える給料を増やす」

ではなく、

「買えない前提で考える」

ように聞こえたからです。


金融で夢を届ける時代

最近の自動車業界を見ていると、

給料を増やして車を買う時代というより、

金融で車を買えるようにする時代になっているように見えます。

残価設定ローン(残クレ)もその一例です。

前回の記事でも書きましたが、

👉【月10万円配当計画・配当金入りました#035】トヨタ自動車(7203)編|残クレの“約束された未来”と、トヨタに本気でやってほしい次の未来の話

高級車をより多くの人が手に入れられる仕組みとしては非常によく出来ています。

しかし、

豊かになったから買えるのか。

金融商品があるから買えるのか。

その違いは考える必要がある気もします。


トヨタはどこへ向かうのか

私はトヨタの株を買いました。

ランドクルーザーのような世界中で信頼される車を作り続けているからです。

ただ、最近少し気になっていることがあります。

それは部品メーカーとの関係です。

タイ市場では中国メーカーとの価格競争が激しくなっていますし、世界中でEV化やコスト削減競争も進んでいます。

そうなると当然、

「もっと安く作れ」

という圧力は強くなります。

実際、トヨタも低価格車の投入や原価低減を進めています。

トヨタが一部の中小企業からの部品仕入れ価格について引下げ要請を再開するという報道もありました。

とても懸念を感じています。

部品メーカー側の生存戦略を考えてみると簡単です。

  1. トヨタはカイゼンで部品コストを絞る
  2. でも赤字で供給したら部品メーカーは終わる
  3. サプライチェーンは双方向の信頼で成り立っている
  4. 部品メーカーにとっては「払ってくれるベンツ(例えばです)の方がありがたい
  5. 結果、トヨタが自分の強みを削りかねないリスク

もちろん企業として利益を確保するためには必要なことです。

しかし私は、トヨタの本当の強さは完成車だけではなかったと思っています。

デンソーやアイシンをはじめとした日本の部品メーカーが長年積み上げてきた品質や技術力。

それらがあったからこそ、

「世界で最も信頼される車」

が作れたのではないでしょうか。

もし今後、価格だけを追求する関係になってしまえば、その強さは少しずつ失われるかもしれません。

トヨタがこれからも世界トップであり続けるために必要なのは、

車を安く作ることだけではなく、

一緒に車を作ってきた部品メーカーとどう成長していくか。

そこなのではないかと私は思っています。

ま、そんなことは分かってるでしょうけどね。


おわりに

今回いただいた配当金は80円でした。

少額ですが、こうして少しずつ積み上がっていくのが配当投資の面白いところですね


■ 投資進捗まとめ

📊 保有銘柄一覧(税引後配当ベース)

銘柄(銘柄一覧リンク) 配当金(税引後) 購入単価 株数 銘柄紹介
伊藤園 20円 3,124円 2
ユニ・チャーム 16円 968円 2
ライオン 13円 1,475円 1
日清紡 16円 891円 1
ブリヂストン 93円 3003円 2
アサヒグループ 22円 1,640円 1
中外製薬 118円 6,157円 1
花王 63円 6190円 2
CDS 31円 1,818円 2
大塚商会 37円 2,869円 1
キリン 31円 1,988円 1
Canon 128円 4,235円 2
INPEX 41円 1,690円 1
プラネット 18円 1,255円 1
ダイドーグループ 13円 2,498円 1
積水ハウス 115円 3,238円 2
安川電機 28円 2,775円 1
マニー 42円 1434円 3 景気は止まってもむし歯は止まらない
トヨタ自動車 80円 2,636円 2 世界が信頼する車を作る
京セラ 1,473円 1
ニップン 2,116円 1
日本フエルト 484円 100
ヤマダHD 451円 100
亀田製菓 3,950円 1
アステラス製薬 1,494円 1
 信越化学工業 4,244円 1
日本製鉄 592円 10
ABCマート 2,583円 1
村田製作所 2,174円 2
石油資源開発 1,093円 1
東京海上 5,361円 2
三菱マテリアル 2,397 1
NTT 151円 100
上新電機 2,305円 1
日本駐車場開発 249円 1
大和コンピューター 1,170円 1
オービック 5,284円 1
コンドーテック 1,450円 1
マネックス 722円 1
セイコーエプソン 1,971円 1
日清食品 2,804円 1
商船三井 4,616円 1
日本信号 832円 1
ファナック 3,187円 1
旭化成 971円 1
阪急阪神 3,784円 1
SEED 513円 1
住友商事 3,610円 1
コマツ 4,221円 1
サンゲツ 2,942円 1
日本コンクリート 315円 1
セブン銀行 257円 1
伊藤忠商事 1,490円 5
三井住友トラスト 3,803円 1
三井住友フィナンシャル 3,599円 1
三井物産 2,927円 1
アイホン 2,624円 1
九州旅客鉄道 3,670円 1
キッコーマン 1,287円 1
第一生命 1,066円 1
住友精化 4,315円 1
日清製粉 1,724円 1
三菱HCキャピタル 1,200円 1
エネオス 657円 1
ヤクルト 2,547円 2
ニッタ 3,765円 1
三菱UFJ 1,948円 1
ツムラ 3,584円 1
ホンダ 1,256円 1
明治 3,056円 1
新晃工業 1,222円 1
KDDI 2,420円 1
エレコム 1,787円 2
オカムラ 2,210円 1
日清オイリオ 4790円 1
ひろぎん 1,155円 1
東京センチュリー 1,588円 1
マルハニチロ 1,024円 2
森永製菓 2,340円 1

■ 累計

• 累計配当金(税引後):956円

• 累計投資額:333,108円

• 月換算配当: 約79円/月


■ マネックス証券で分析してる話

今回もマネックス証券の銘柄スカウターで分析しました📊

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