【株主通知ウォッチャー#006】ソフトヤマダHD第49回定時株主総会招集通知が届いた。もう売ったけど一応見てみる

 

ヤマダホールディングスの第49回定時株主総会招集通知が届きました。

……届いたんですけど。

実はこの通知が届いた時点で、私、もうヤマダHDの株を売ってました。

というわけで、正直ちょっと放置してました。

ブログの「株主通知ウォッチャー」シリーズも、今回は更新するのがすっかり遅くなってしまった。

いや、だってもう株主じゃないんだもん。笑

でも、せっかくなので今回はちゃんと見ていきます。

今まで株主としてヤマダHDを見てきた最後の記録として、そして「この会社はどういう人たちが経営しているんだろう?」という視点でも見てみたいと思います。

招集通知 ヤマダHD

株主総会は群馬県で開催

 

まず、株主総会の開催場所を見て、

群馬かい。

となりました。笑

ヤマダHDといえば群馬県高崎市発祥の企業なので、これはまあ、そうですよね。

全国に店舗を展開する巨大企業になっても、こういうところに創業地とのつながりを感じます。

私は今回は出席しませんが、こういう招集通知を見ると、会社の本拠地や歴史がちょっと見えるのも面白いところです。

 


 

 

第1号議案は「剰余金の処分の件」

 

まず第1号議案は、剰余金の処分について。

内容としては、普通株式1株につき17円の配当です。

ここでちょっと個人的にエモかったのが、

「剰余金」

という言葉。

簿記3級を勉強した人なら、

「おお……剰余金……!」

となるやつです。笑

利益剰余金とか、仕訳で出てきましたよね。

あの勉強していた「剰余金」が、今度は実際の上場企業の株主総会議案として出てくる。

簿記3級を受験しておいてよかったなと思う瞬間です。

そして、個人的に「すごいな」と思ったのが配当総額。

152億9,548万6,494円。

……いや、すごい。

10万円、100万円、1,000万円、1億円……と数えていっても、桁が全然違う。

100億円を超えて、150億円超。

もちろん大企業なので当然といえば当然なのかもしれませんが、こうやって株主総会の議案として具体的な金額を見ると、

「この規模の配当を出せるだけの利益を積み上げてきたんだな」

と改めて思います。

私は実際にヤマダHDから配当金を受け取った側なので、こういう数字を見ると、なんだか感慨深い。

株を買って、配当金をもらって、株主通信を読んで、最後には株主総会の招集通知まで見る。

こうやって企業を追いかけていくと、単なる「株価464円の株」ではなくなってくるんですよね。

 


 

 

第2号議案は取締役7名の選任

 

続いて、第2号議案は取締役7名の選任。

男性5名、女性2名という構成です。

ここを見ていて思ったのが、

会社によって、本当に役員の選び方って違うんだな

ということ。

最近は上場企業の役員構成を見ると、女性比率や社外取締役の人数などがかなり意識されている会社もあります。

でもヤマダHDの今回の候補者を見ると、男女比をきれいに半々にすること自体を最優先している感じではない。

むしろ、経歴を見ると、

「ヤマダという会社を知り尽くした人」

「金融・経営に強い人」

「外部から違う視点を持ってくる人」

を組み合わせているように見えます。

 

山田昇会長の経歴がすごい

 

そして、やっぱり目につくのが山田昇氏。

1983年から代表取締役を務めているという経歴。

1983年って、私が生まれるより前です。

……すごくない?

私が生まれる前からこの会社の経営の中心にいた人が、今も会社を率いている。

もちろん長期政権には良い面もあれば、ガバナンスの面で考えるべきところもあると思います。

ただ、ヤマダHDという会社の歴史を考えると、山田氏自身が会社そのもののような存在になっているのは間違いないでしょう。

 


 

 

ヤマダ生え抜きの人もいる

 

候補者の経歴を見ていると、ヤマダHDには生え抜きの人もかなりいます。

販売からスタートして、その後さまざまな部署を経験して取締役にまで上がっている方もいる。

これ、個人的には結構好きなんですよね。

特に女性の候補者の経歴を見ると、販売からスタートして秘書室などを経験し、そこから役員まで上がっている。

70年代生まれの方なので、今ほど女性管理職や女性役員が当たり前ではなかった時代からキャリアを積んできたことになります。

もちろん本人にしか分からない苦労もたくさんあったと思います。

こういう経歴を見ると、

「ずっと会社の中で仕事をして、最終的に経営側まで行ったんだな」

と素直にすごいと思います。

 


 

 

一方で、金融機関出身の候補者も

 

ヤマダHDの役員候補には、金融機関など外部で経験を積んだ人もいます。

ここはヤマダHDが単純な「家電販売会社」ではなくなっていることとも関係しているのかな、と思います。

家電だけではなく、住宅、金融、リフォームなど、事業領域が広がっていますからね。

そうなると、店舗運営だけではなく、資本政策や金融、企業経営を見る人材も必要になってくる。

ただ、私はヤマダHDについては以前から金融関連の事業について気になることもあったので、

「この経歴の方がここにいるんだ」

と、ちょっと複雑な気持ちになった部分もあります。

ここは私個人の感想として受け取ってください。笑

 


 

 

外部から入ってくる人の経歴も面白い

 

さらに、東急不動産などを経て、複数の企業で経験を積んできた社外取締役候補もいます。

銀行や事業会社など、いろいろなところで経験を積んでいる方を見ると、

「この人はヤマダHDに何を持ってきてくれるんだろう?」

と考えるのが楽しい。

私は株主総会の招集通知を見るとき、役員の名前を眺めるだけではなく、

「この人、何の専門家なんだろう?」

と経歴を見るようにしています。

会社によって、ここが本当に全然違うんですよね。

 


 

 

そして新任取締役はスポーツ分野の経歴

 

今回、新任の取締役候補としてスポーツ関連の経歴を持つ方もいました。

スポーツマネジメント関連の研究や、Jリーグの理事などを経験している方。

正直、

「これがヤマダHDにどうつながるんだろう?」

とは思いました。笑

家電、住宅、金融、リフォーム。

そこにスポーツマネジメント。

もちろん私が分かっていないだけで、企業として何らかの狙いがあるのでしょう。

こういう「一見するとちょっと意外な人選」を見るのも、株主総会招集通知の面白いところです。

 


 

 

第3号議案は監査役5名の選任

 

そして第3号議案は監査役5名の選任。

男性4名、女性1名で、新任の女性候補者が1名。

監査役の方々についても、ヤマダHDの生え抜きの方がいる一方で、弁護士、金融機関出身者、元官僚など、外部の専門性を持つ方が入っています。

例えば弁護士の方は西村あさひ法律事務所の経歴。

大企業になればなるほど、法律・コンプライアンス・海外案件など、家電販売以外の専門性も必要になってきますよね。

「家電を売る会社なのに弁護士?」

と思うかもしれませんが、むしろ今のヤマダHDだからこそ必要なのかもしれません。

 


 

 

元官僚からマッキンゼー、資生堂、ベネッセという経歴も

 

そして最後に気になったのが、女性の監査役候補者。

厚生労働省を経て、マッキンゼー、資生堂、ベネッセなどを経験している方。

……すごい経歴です。

しかもこちらも70年代生まれ。

こういう経歴を見ると、

「この時代にこのキャリアを積み上げてきた女性、本当にすごいな」

と思ってしまいます。

役員の男女比だけを見ると、

「男性5人、女性2人」

「監査役は男性4人、女性1人」

という数字になります。

でも、その数字だけでは分からないものがある。

どんな会社を渡り歩いてきたのか。

何を専門としているのか。

会社の中から上がってきた人なのか、外から入ってきた人なのか。

そういうところを見ると、役員人事って結構面白いんですよね。

 


 

 

株主総会招集通知って、意外と会社の性格が出る

 

今回のヤマダHDの招集通知を見ていて、改めて思いました。

企業ごとに、役員を選ぶ傾向が全然違う。

生え抜きが多い会社もあれば、外部人材を積極的に入れる会社もある。

金融出身者が多い会社もあれば、技術者が多い会社もある。

女性役員の比率をかなり意識している会社もあれば、専門性や社歴を重視しているように見える会社もある。

だから私は、株主総会招集通知が届いたら、議案だけではなく役員の経歴を見るのが結構好きです。

「この会社は、どういう人たちに経営してほしいと思っているんだろう?」

という、会社側の考え方がちょっと見えるから。

 


 

 

そして今回は、もう私は株主じゃない

 

ただし。

今回の私は、もうヤマダHD株を売却済みです。

なので、この招集通知を見ながら、

「私が株主だったら、この人事をどう見るかな?」

という、ちょっと不思議な気持ちで読んでいました。

ヤマダHDについては、配当ももらいました。

株主優待ももらいました。

実際に店舗へ行って、株主優待を使おうとしました。

そして、店舗の雰囲気や店員さんの対応を見て、

「ヤマダって、いい会社だな」

とも思いました。

でも、それと「自分が長期で持ち続けたい株かどうか」は、また別の話。

最終的には売却しました。

このあたりについては、別記事で改めて書こうと思っています。

というわけで、今回は少し遅れてしまいましたが、ヤマダHD第49回定時株主総会招集通知を見てみました。

もう株主ではないのに、こうやって最後まで見てしまうあたり、なんだかんだ私はこの会社が気になっているんでしょうね。笑

株を売ったからといって、その会社への興味までゼロになるわけではありません。

むしろ一度株主になって、配当をもらって、優待を使って、招集通知まで読んだからこそ、これからヤマダHDがどうなっていくのかは、これからも普通に気になるところです。

ハピタスの登録はこちらから
ハピタスは定番のポイ活サイト 1ポイント=1円のシンプルなキャッシュバックポイント設定で、初心者でも使いやすいサイトです。 買い物の際に普通に利用しているだけの自分でも今まで累計13万2605円の還元をゲットしています。 その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

隙間時間にアンケートに答えるだけで稼げるアンケートサイト 自分も暇な時にちょこちょこ答えるだけで、累計7万5421円稼ぐことができています。 自力で稼げるポイントサイトです。

アンケートモニター登録
  • このエントリーをはてなブックマークに追加