ライオンの株を売却しました。
私がライオンを購入したのは、1株1,475円まで株価が下がっていたからです。
もちろん、安いという理由だけで買ったわけではありません。自己資本比率などの財務状況も確認して、数字に大きな問題がないことを確かめたうえで購入しました。
ただ、私にとってライオンは、ずっと保有して配当金を受け取り続けたい銘柄というより、割安なタイミングで買い、値上がりしたところで売る銘柄でした。
今回は、なぜ売却したのか、そして私が株を買うときに決めているルールについて書いていきます。
配当目的で持ち続けるには、配当利回りが低かった
まず、ライオンは配当金を目的に保有するには、私にとって配当利回りが低い銘柄でした。
もちろん、配当金は今の水準がすべてではありません。ライオンは増配を続けているので、将来的に配当金がもっと増える可能性はあります。
ただ、将来の増配を期待して保有し続ける間、投資資金はライオンの株に置いたままになります。
1株1,475円なので、拘束される資金は大きくありません。それでも、ほかに魅力的な銘柄があれば、その資金を別の投資に回すこともできます。
将来の増配を待つことと、その資金を別の銘柄に使うこと。どちらが自分にとって合理的なのか。
私は今回、後者を選びました。
増配しているからといって、必ずしも持ち続ける必要はありません。今の配当利回りや株価、ほかの投資先も含めて考えた結果です。
私は購入する前から「いくらで売るか」を決めている
もうひとつの売却理由は、私が考えていた目標株価を超えたことです。
私がライオンを購入したとき、目標として考えていた株価は1,700円程度でした。
値幅200円目標です。
そして、目標の1700円を超えた段階でチャートを見たところ
まだ上がりそうなチャートだったためそのまま放置。
その価格を大きく上回った後、
下がり局面が来そうなチャートになったため売却しました。
値上がりを目的に株を買うなら、私は購入前に「自分はこの会社をいくらと評価するのか」「いくらになったら売るのか」を考えるようにしています。
なぜなら、売る価格を決めていないと、株価が上がるたびに「まだ上がるかもしれない」と期待してしまい、売りどきを逃すことがあるからです。
もちろん、目標株価に到達したら何も考えずに売る、というわけではありません。チャートなども確認して、上昇が続きそうかどうかは見ます。
それでも、期待だけを理由に保有を続けることは、私はあまりしません。
自分が考えた価値を超えたのであれば、利益を確定して次の投資先を探す。それが私のやり方です。
そもそも、買う前に目標株価を考え、そこまで値上がりした場合にどれくらい利益が取れるのかを確認しておかないと、投資する意味があるのか判断できません。
値上がり余地より売却手数料が高かったり、
ほとんど値上がり余地がなければ、
買う意味がないですよね。
安く買えることだけでなく、どこまで値上がりする余地があるのか。買う前にそこまで考えることが大切だと思っています。
現在のライオン株はどうなっている?
現在、ライオンの株価は1,700円台後半まで下がってきており、チャートではデッドクロスも発生しています。
私が売却したときと比べると、株価はかなり下落しています。
ある意味適正価格になっているとも言えるかもしれません。
あくまで私基準ですが。
ただし、だからといって「私の売却判断が正しかった」と言いたいわけではありません。
売却したあとに株価が上がることもあれば、下がることもあります。売ったあとに株価がどう動くかを、毎回正確に予測することはできません。
大切なのは、結果を見て自分の判断を正当化することではなく、購入時に考えた投資方針に沿って行動できたかどうかだと思っています。
私はライオンを割安だと判断して購入し、自分で設定していた目標株価を超えた後、大きく伸びた段階で、このチャートはここからは下がると判断したため売却しました。
その後の株価が実際どうなるかとは別に、当初の目的は達成できたということです。
もちろん、今の市況が株価の上昇を後押ししている面もあるでしょう。自分の分析だけですべてを説明できるとは考えていません。
割安株は、買うときに売るところまで考える
私は、自分の投資判断が大きく外れることは比較的少ないと感じています。
ただ、それは株価の動きをいつも正確に予測できるからではありません。
買う前に財務状況を確認し、割安だと思える根拠を考え、目標株価までの値上がり余地を見積もる。そして、自分で決めたルールに沿って行動する。
そうしたことを繰り返しているからだと思っています。
もちろん、どれだけ考えても投資に失敗する可能性はあります。相場全体の状況によって結果が左右されることもあります。
それでも、買うときに何も決めず、値上がりしたあとで「もっと上がるかもしれない」と悩むより、あらかじめ売却の基準を持っておくほうが、私には合っています。
今回のライオンは、配当金をもらい続けるための投資ではなく、割安な株価からの値上がりを狙った遊び枠の投資でした。
だからこそ、目標としていた価格を超えたところで売却しました。
割安だから買う。でも、安いという理由だけでいつまでも持ち続けるわけではない。
これからも、買うときには売るところまで考え、自分のルールに沿って投資していきたいと思います