結論から言うと、私は上新電機を約2,305円で購入し、4,
売却価格を細かく書くのは、やめておきます。
「いくらで売ったか」よりも、
上新電機については、以前の記事でも書いていますが、
そもそも私は、上新電機を株主優待目的で買いました。
ところが、その株主優待を一度も受け取ることなく、
なんとも不思議な投資です。
そもそも上新電機を買った理由
私が上新電機を買った最大の理由は、
1株だけでも株主優待がある。
それをきっかけに私は上新電機という会社を知りました。
そして実際に株を買ってみた。
なので、私にとって上新電機は、最初から「
私の中では、
「優待をきっかけに知った会社に、1株だけ投資してみる」
という、いつもの配当株とは少し違う立ち位置だったんです。
ところが、その後に1株株主優待が廃止されることになりました。
つまり、
普通なら、
「じゃあ売ろう」
となってもおかしくありません。
でも、私はすぐには売りませんでした。
優待がなくなっても、すぐ売らなかった理由
ここが今回の売却で一番大事なところです。
株主優待がなくなったからといって、
「じゃあ、この会社の株にはもう価値がない」
とは私は考えませんでした。
上新電機という会社そのものを見れば、当然、
そこで私は、
「じゃあ、
と考えました。
私の中では、
「このくらいの価値はあるんじゃないかな」
という金額がありました。
だから、株価がまだその自分なりの価値に届いていないうちは、
優待がなくなったから即売却。
ではなく、
優待という「買った理由」はなくなった。
でも、株そのものの価値は残っている。
そう考えたわけです。
そして株価が3,000円台後半になった頃
その後、上新電機の株価は上昇していきました。
私が購入したのは約2,305円。
そして株価が3,000円台後半まで上がってきた頃、
私は少しずつ、
「そろそろ私が考えている価値に近づいてきたかな」
と思うようになりました。
もちろん、
「ここからさらに上がるかもしれない」
とも思いました。
チャートを見れば、まだ上がる可能性はあります。
「もっと上がるんじゃないか?」
と思うこと自体は、いくらでもできます。
でも、それってどこまで行っても、
「もっと上がるかもしれない」
なんですよね。
4,000円になったら、
「4,500円まで行くかも」
と思うかもしれない。
4,500円になったら、
「5,000円まで行くかも」
と思うかもしれない。
5,000円になったら、
「いや、まだ上がるかもしれない」
となる。
これ、やろうと思えば永遠にできます。
「もっと上がるかも」に付き合い続けると、キリがない
私は投資をしていて、ここはかなり大事だと思っています。
欲張り始めたらキリがない。
もちろん、株価がさらに上がる可能性はあります。
私が売った後に、
それは普通にあります。
でも、
「もっと上がるかもしれない」
という可能性だけを理由に持ち続けるのも、
なぜなら、株価が上がることには確約がないからです。
今まで上がっていたからといって、
チャートがきれいだからといって、
だから私は、
「この株が自分の考えていた価値まで来たなら、それでいい」
と考えました。
私が上新電機に考えていた価値まで来た
今回、私が売ったのは、
「上新電機はもうダメだと思ったから」
ではありません。
業績が急激に悪化したからでもありません。
決算を見れば、
現金も増えていますし、有利子負債も減っています。
エアコンの前倒し需要などの追い風もあり、
だから、
「会社が悪くなったから売った」
という売却ではありません。
そうではなく、
「自分がこの会社に対して考えていた価値と、
ということです。
もし1株優待が残っていたら?
これも考えました。
もし上新電機の1株株主優待が今も残っていたら、
なぜなら、
株価が自分の考える価値まで上がっている
+
1株優待がもらえる
という状態なら、
「まあ、持っておいてもいいかな」
となるからです。
でも私は1株しか持っていません。
そして、その1株優待はもうありません。
つまり、
それなら、
自分が考えていた株の価値と同じくらいの金額を現金として受け取
そう判断しました。
「まだ上がるかもしれない」の誘惑
株を売るときって、結構これにとらわれる人多いと思います。
売った瞬間に、
「もっと上がったらどうしよう」
と思う。
逆に、売らずに下がったら、
「なんであのとき売らなかったんだろう」
と思う。
つまり、どこで売っても、
「あっちの方が良かったかもしれない」
という可能性は残ります。
だから私は、そこを完璧に当てようとは思っていません。
株価の頂点を当てるゲームをしているわけではないからです。
私が考えているのは、
「この会社には、自分なりにこれくらいの価値がある」
ということ。
そして、
「その価値まで株価が来たなら、利益を確定する」
ということです。
投資では「欲張らない」ことも大事だと思う
私は投資をしていて、
欲張らないことって、かなり大事なんじゃないかな
と思っています。
もちろん、利益を大きく伸ばせるなら、
でも、
「もっと上がるかもしれない」
「まだ売らない方がいいかもしれない」
「あと少し待ったらもっと儲かるかもしれない」
と考え始めたら、キリがありません。
そして、その「もっと」を追いかけている間に、
だから私は、
自分が考えた価値に到達したなら、それで十分。
と考えるようにしています。
自分が納得できるところで利益を確定する。
私にとってそれが100点満点の投資です。ー
上新電機は「優待目的」から始まった投資でした
今回の上新電機への投資を振り返ると、
最初は、
「1株優待がある。面白そう」
というところから始まりました。
そして、
1株購入
↓
1株優待廃止
↓
それでも会社の価値を考えて保有
↓
株価が自分の考える価値に近づく
↓
売却
という流れになりました。
結果的には、優待を一度も受け取っていません。
それでも、私はこの投資を失敗だったとは思っていません。
なぜなら、
自分で会社を知って、価値を考えて、保有して、
からです。
そして、その間に配当金も3回受け取りました。
最後に
上新電機は、私の「配当金をもらいながら40年持つ株」
だからこそ、今回の売却も、
「40年分の配当をもらえるまで売らない」
という私の通常のルールとは別の判断になりました。
最初から目的が違ったからです。
優待目的で買った株。
その優待がなくなった。
でも株そのものにはまだ価値があると思ったから持った。
そして、自分が考えていた価値に株価が届いた。
だから売った。
私はこれでいいと思っています。
売った後にさらに上がるかもしれません。
もちろん、下がるかもしれません。
でも、それを当てようとは思っていません。
「自分が考えていた価値まで来たなら、そこで売る。」
私はこれからも、そんな投資をしていきたいと思っています。
そして何より、
欲張らない。
これは投資だけじゃなくて、
「もう十分だな」と思えるところで満足する。
それが案外、難しいんですけどね。
上新電機さん、3回の配当金をありがとうございました。
今回で、私の上新電機への投資はいったん終了です。
※この記事は私個人の投資記録・考え方をまとめたものであり、
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株投資は自己責任。株の購入を推奨するものではありません


