投資信託の特別分配金について:映画「嘘の天才~史上最大の金融詐欺」を見ました

本日の記事は投資信託の分配金についてです。あくまで個人的見解です。

特別分配金とは

分配金には2種類あって、普通分配金と特別分配金があります。

普通分配金は、儲け分を配るものです。

特別分配金は、元本払戻金です。

分配をすると投資信託の基準額は下がり、1口分の価値が下がることになります。

きっかけ

まず、この記事を書く気になった理由は、投資信託の分配金の一部が特別分配金だということに気づいたからです。

以前の記事でも書きましたが、自分が投資している今のところ7%以上のリターンを得ているお気に入りの投資信託「朝日Nvestグローバルバリュー株オープン」ですが、この投資信託は、景気が悪い時は、基準額がドーンと落ちますが、景気が上向くと、基準額がドーンと上がります。日々積み立てて、基準額がドーンと上がったら売るという方法で自分は利益を得ています。

最近の株価の動きからして、また利益が出ているから売却しなければと思い、証券口座を見たら、なぜか思ったほど上がっていなかったのです。はて?と思いみていると、そういえば3月が決算で分配金が支払われていたので、それで基準額が落ちたことがわかり、なるほど、と思ったんです。

で、分配金がいくら入ったのかを履歴を見たところ、なんと普通分配金と特別分配金が支払われていることが分かり、「ちょ、待てよ」と思った次第です。なんで、特別分配出すんだよ、普通分配だけでいいじゃんと思ったわけなんです。

私が見た映画「嘘の天才~史上最大の金融詐欺」

ここで、私が見た映画「嘘の天才~史上最大の金融詐欺」について書きます。

何で突然と思われるでしょうが、これを書かないと自分的見解につながらないので、途中でこの映画の話を挿入します。

この映画は実話を基にした映画です。

実際にアメリカで起こった巨大金融詐欺の話です。この金融詐欺を起こしたのが、バーナード・ローレンス・マドフです。なんとこの方、ナスダック(ベンチャー向け株式市場)の元会長です。この人が作った投資会社の投資ファンドは、他の投資会社が軒並み悪い投資結果になっている時期であっても、10%の高利回りをうたっていました。

そのからくりはポンジースキームでした。

ポンジースキームとは

日本では、なぜか、ねずみ講と訳されることが多いのですが、正直全然違うと思います。

ねずみ講は、階層式になっていて、先に入った人が、他の人を紹介し、紹介手数料を稼いでいくものが一般的です。ネズミ算式に紹介によって会員が増えていきますが、階層の下の方の人になってくると、いずれ紹介するものがいなくなり、破たんします。

一方、ポンジースキームは、チャールズポンジーさんという詐欺師が始めた詐欺で、集めたお金を運用して、利益を出資者に配当しますとうたいながら、実際は運用せず、後から出資した人のお金を以前出資した人に配当金として支払うというものです。後から出資する人が少なくなったり、以前から出資していた人が、大量に出資金の償還を求めれば破たんします。

このマドフさんは、元ナスダック会長だけでなく、金融業界の重要ポストに多数就任していた過去を持ち、信用性は抜群に見えたのです。しかも、他の投資商品は軒並み悪い成績を出している中、マドフの投資商品のみは、10%を超える配当をしていたのです。皆、マドフすげーとなっていたわけですが、サブプライムローン問題の時に多くの投資家が資金を償還しようとしたことにより破たんしました。

財産のすべてをここに預けていた人は、財産を失い本当に最悪の結果となったようですが、BNPバリパや日本でも野村證券や三井住友生命など多数のプロも騙され被害を受けたと言われています。

正直今客観的にみると、そんな最悪の市場の状況で1社だけ高額の配当をするというのは、あやしいですよね。元ナスダック会長と聞けば信用してしまいそうですけど、そんなものは何の信用にも値しないということがこの事件で学べたことでしょう。大変興味深い映画でした。

自分的見解:特別配当とポンジースキーム

やっと、自分的見解です。

まず、特別配当金は元本の払い戻しです。投資して、資産を増やしたいものにとっては、この特別配当によって、投資信託の基準額が下がるのでまったくうれしくありません。むしろ迷惑です。自分は配当金はすべて再投資に設定しているので、口数はその分増えます。しかし、1口あたりの基準額が下がっていては口数が増えたところで意味がないのです。

自分が投資している朝日Nvestは、普通分配もあるのに、わざわざ特別分配も出しています。なぜそのようなことをするのか不思議で仕方ありません。

さて、映画の「嘘の天才」を見て、いろいろ考えていたところ、「特別分配とポンジースキーム」って似てない?って考えがポンと生まれました。

その違いは2つだけです。

1つ目は、運用しているか、してないか。特別分配は、成績はともかく運用はしています。ポンジースキームは運用していません。

2つ目は、配当の出どころです。特別分配は、自分が出資した元本からの払い戻しです。ポンジースキームは、後に出資した人の出資金から、前に出資した人へ配当されます。後ろの人からとっているか、昔の自分からとっているかの違いじゃないでしょうか。

自分的見解なので、全然もっと違うというツッコミはあるかもしれませんが、自分的にはこれだけしか違わないように思えます。

つまり何がいいたいかというと、特別分配はいいとこなしの最悪なものということです。特に、利益もほとんど出せていない値動きの少ない投資信託なのに毎月分配をしている商品などは、毎月1口分の価値を下げていっているだけなので、最悪です。

自分が投資している朝日Nvestは景気が良くなると爆上がりをするので、利益も出せているし、とりあえず保有の方向で考えています。しかし、とにかく特別分配だけは勘弁してほしいと思っています。

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